8つの決まりごと
8つの決まりごと
アシュタンガ
①ヤマ(禁戒)社会的な自己制御
・アヒムサ(非暴力・不殺生)
言語でも身体的にも、他者への暴力、自分への暴力、迷惑をかけない。無視すること。生き物を殺さない。自分に対しても優しくあること。
スートラ2−35アヒンサーに徹するとすべての生き物から敵意が消える。あなたの心に敵意はないか
まず語られるこの禁戒について。一つ目がアヒムサ、非暴力や不殺です。
暴力を振るってはいけない。生きとし生けるものを殺してはいけない。
殴らない、殺さない。
それだけなら大方の人は、守られていると思います。
ただこれは、単に、人を殴ったりいじめたり、命を殺めたりといったことだけではないのです。
暴力とは、まず言葉の暴力も入ります。言葉で人を傷つけていることも、もちろん暴力ですし、例えば無視することは、存在を殺すことになりますし、見て見ぬ振りの傍観者もこれにあたります。
そして、忘れてはならないのが、これは他者に対してのことだけではないのです。
自分のことも傷つけてませんか。自分の心を殺してませんか。
自分の痛みに背を向けることも、暴力です。
体調が悪い時、ちゃんと休養すること。心が傷ついたことに気がつかないふりをすること。
ちゃんと、わかってあげるのは、友達や家族のことだけではないのです。
自分のことも理解して、慈しみの気持ちで接してあげませんか。
これがなかなかできずに、心を病んでしまってませんか。
自分を理解できると、自分の感情を受け入れると、人の痛みにも、気がついてあげることができるし、自分が自分に優しくすると、びっくりするかもしれませんが、なぜか、人も優しくなることがあります。
自分に対して、敵意を感じていると感じることもありますよね。
それは、誰かの敵意だけですか。
自分自身はどうですか。
自分なんて、、、、
自分くらい、、、
自分の価値なんてない、、、、
自分が嫌い、、、
自分で自分に敵意を持ってたら、それは、ぜひ捨てましょう。
捨てられない?
できますよ。
もし、できないと感じるのなら、まずは、自分の心や体のことをちゃんと見てあげることから始めませんか。
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